SHOGOー彰伍ー
明治十八年・日本は文明開化の真っただ中。そんな時代に【高修館柔術】対【楊心流柔術】による『武芸者日本一決定戦』が行われていた。しかし、楊心流は敗北し高修館は当然のように勝利した。日本柔術界は高修館の宇野重五郎によって淘汰されつつあったため、数多くの柔術流派は消え去ろうとしていた…。そのため恨みをかう事も多く、宇野重五郎のもとには暴漢が現れる事もあり、その際には高修館の影と言われる【彰伍】という名の暗殺者が現れ暴漢達を武器も使わず瞬殺していた。しかし、その彰伍はただ宇野に雇われるような男ではなく、その先にある大きな野望のために殺しをおこなっていた。果してその野望とは…!?