お城を追い出された王女は、庶民の暮らしを満喫する
絶世の美女と謳われた母と瓜二つの美貌の持ち主である第一王女シルビア。しかし、実の母は早くに亡くなり、父王の後妻からは手ひどい嫌がらせを受ける毎日。ついには、王妃付きの騎士に殺されそうになるが、間一髪で命拾いしたシルビアは、祖父が自分のために密かに遺してくれた一軒家で、のんびりハーブを育てながらハーブティーの店を開くことにする。窮屈すぎる城の生活から解放されたシルビアは、自由な庶民生活を謳歌するが、ある日、意外な人間がお店を訪れたことから、再びシルビアは王家の謀略に巻き込まれていってしまう。