天色花画語~江戸の人気浮世絵師は一途に愛を囁く~【タテヨミ】
「憎いこと言うねぇ、俺はお前さんに一目ぼれだったのにな」
オッドアイが故に気味悪がられ親に二束三文で売り飛ばされた少女、りね。
遊郭でも気味悪がられ引き取り手が現れず彷徨っていたとき江戸で人気の浮世絵師の安曇笑琳に見染められ身請けされる。
愛されることを知らないりねは自己評価が低く、優しく接してくれる笑琳にも冷たい態度をとってしまう。
しかし、笑琳の家で優しく接してもらうにつれ徐々に心を開いていき、さらに今までにない好待遇に感動するりね。
ただ、自分を笑琳が買ったのは遊郭でするような仕事をさせるためでは…?と笑琳のもとに夜這いに行くと…?