占師サダム【分冊版】
夜の街の片隅でとある占い師のもとには行列ができていて、たくさんの人達が順番を待っていた。一方、その隣では全然人気のない中年オヤジの桜井という占い師がポツリ商売をしていた。そんな桜井のもとに落ち込んだ様子の男が「インチキ占い師めぇ~!」と、泣きながら怒鳴りこんできた。その男に話を聞くと以前、桜井に占いをしてもらい「彼女と間違いなく幸せになる!」と言われたのに彼女から別れを告げられたじゃないか!と言うことだった。しかし、桜井はその占いに絶対の自信があった!そして納得のいかない桜井は…。サクライ食品の社長という立場をそっちのけで、占いにハマり占いを的中させていく!?社長と占い師の顔をもつ桜井の物語!