華喰ふ鬼
「今宵、あなたは私に犯されるのです」
―穢れを知らぬ華族の少年は、「鬼」への捧げものとなった―。
大正二年。侯爵家長男・万丈(まひろ)は、下男の染谷(ふかや)に命を救われ、立場を越えて仲を深める。
だが、染谷は盗みの疑惑を掛けられ解雇され、万丈の前から姿を消す。
七年後、2人は再会を果たす。
それは、莫大な借金を負った侯爵家の長男と、その躰を金で買う男爵という、
かつての立場とはまったく異なるものだった―。
別レーベルで配信された同名タイトルと同じ内容になります。カバーデザイン以外に変更点、描き下ろしなどはありません。