売春婦たちの残酷昭和史~リンチ!凌辱!縄張争い!~スキャンダルまみれな女たち
ときは昭和21年(1946年)。太平洋戦争が終結して焼け野原となった街で、少なくない数の女たちは生きていくために街娼(パンパン)となり、自らの肉体を男に売って金を稼いでいた。青木美沙(あおき・みさ/19歳)もそんな中の一人だった。ある日、美沙が街角で客を引いていると、その一帯の街娼グループのリーダーである浅見マキ(22歳)に見とがめられ、稼ぎの3割ものショバ代を要求されるが、マキの恋人である日系2世のジェイク・中村(26歳)のとりなしによって難を逃れることができる。その後、美沙とジェイクは深い関係になるが、そのことを知ったマキは逆上! ギザギザの栓がついたままのビール瓶を美沙の女性器に突っ込むという凄惨なリンチをするに及び、さすがのジェイクもマキに愛想をつかしてしまう。戦後の混迷と狂乱の中で、美沙とジェイクは二人手に手をとってたくましく生きていこうとするのだが――…!?(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.25~特集/罪を犯した女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)