「恋、俺と始めてください」
「恋愛の仕方なんて忘れていた…」――彼氏に二股をかけられフラれてしまったあの日から6年、いまだ桃子は恋愛できずに仕事ばかりの日々を送っていた。ある日の女子会の帰り道、呑みすぎてうずくまる桃子は介抱してくれた男性にみっともない姿をさらしてしまう。後日再会したその男性は、大事な取引先の南貴裕だった!!慌てる桃子に対してお礼として南はデートして欲しいと軽いノリで誘う。だが、過去の恋を気にして踏み出せない桃子は気持ちが沈んでしまう…。積極的な南の態度に、戸惑いながらも次第に恋の仕方を思い出していく桃子だったが―‐!?