りゅうごろしようじょ
「……里が、燃えてる」
突如現れた竜の大群に全てを奪われた少女、タニアは誓った。
「全ての竜は私が滅ぼす!」そう誓った日から愚直に厳しい鍛錬を続け、ついに最強の騎士の一人として認められる。
彼女は【竜殺し包丁】という人語を喋る巨大な剣を片手に、一人国をまたいだ旅を続ける。
「この事件、きっと竜が関係してるっ」旅の中で、彼女は竜によってもたらされた事件を解決していく。
「ごちそうさまでした」倒した竜を食べることで竜の持つスキルを獲得し、彼女はさらに強く成長する。
これは理不尽な運命に翻弄されても決して屈せず、健気に前を向いて運命に抗い戦う、一人の少女の物語。
※本作はエルトリアの個人誌作品の電子書籍版となります。