天の御使 地の護鬼
ーーそれは5年に一度、新年祭から7日のうちのこと
天使様は必ず天翔る馬に乗って降りて来られる……
使命に瞳を輝かせ、下界を見下ろすドリーと、タクヤ、ルオシー、ギテ。
『天使』を自称する彼らだが、その乗り物は近未来的な空輸送機。
危険な地上で彼らを護るのは『鬼』と呼ばれる不気味な生き物。
しかし命令がなければ動けないという姿は、まるでロボットのようである。
いったい『天使』とは?『鬼』とは?
なぜ地上へ降りてくるのか……!?
少し不思議で壮大な物語《ジュブナイル》が、いま幕を開けようとしている!