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ある雨降りの日、自宅のカギを大学の研究室に忘れてきてしまった陽菜。そこに現れたのは陽菜が通う大学の教授である総一郎。偶然にも部屋が隣同士だったのだ。オトコの部屋に招かれても、無防備な姿を見せて笑う陽菜に警戒心が無さ過ぎると首筋にキスをしてきた。「抵抗しないならもっとしてしまうが…?」と冷たい口調で進めようとする総一郎だったが陽菜の無垢な顔に呆れて手を止めてしまう…。翌日、危険な思いを経験したはずの陽菜だったが総一郎の事が気になるばかり。何かと世話を焼こうとする陽菜だが、そっけない態度をされてしまい…。――「どうしてあんな冷たい目をしているの?」「あの目に私はどう映っているのかな?」「もう少し近づけたら…」と徐々に惹かれるはじめる陽菜は果たして総一郎を振り向かせることができるのか!?そして二人に共通する過去と仏頂面に隠された総一郎の囚われた心とは――!?