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「君がイジワルしてくるから、僕もイジワルしていいよね?」仕事の打ち合わせに参加した西牧椎奈が、そこで再会したのは幼なじみの装丁家・高辻柚。彼は小さい頃から私に執着し、東京へ逃げようとした私を、彼は戒めるように激しく抱いたが、それきり連絡すら取っていなかった。…逃げてきたはずなのに、今でも最後に彼が私の中に残した想いは、熱を帯びて私を甘く苛んでいて……。幼なじみからの異常なまでの執着。恋と呼ぶには程遠い感情だったはずなのに……。 ※この作品は「無敵恋愛Sgirl 2017年9月号」に収録されております。重複購入にご注意下さい。