完結
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それはあまりにも突然の悲劇だった。最愛の夫・耕作(こうさく)が心筋梗塞で急死し、妻・青木春美(あおき・はるみ)と小5の息子・裕太(ゆうた)は母子家庭となってしまった。幸い、住宅ローンは生命保険金で完済できたものの貯金は乏しく、春美は働きに出ざるをえず、近所のスーパーに勤めることになった。しかしそこの女上司は春美のことをよく思わず、ほとんどイジメの過酷労働を課してきて春美は心身ともに疲労困憊。また一方の裕太も、それまでは所属している少年野球チームにおいてエース格のピッチャーだったのが、父親の死のショックによって試合で打ち込まれ、大きく自信喪失してしまう。母子ともに苦渋にあえぐ日々だったが、そんなあるとき、二人の心を大きく勇気づけることになる”魂の宝石”がもたらされるのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.14~特集/シングルマザーになんかなりたくなかった」の内容と重複しています。ご注意ください)