完結
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北関東のR市。2011年1月3日の昼過ぎ、「妹が息をしていない」との姉・相沢南波(あいざわ・みなみ/22歳)からの通報を受け、2DKのアパートの一室に駆け付けた救急隊員だったが、妹の相沢七海(ななみ/20歳)はすでに死亡していた。その身体は数えきれないほどの殴られた痕や火傷などで覆われ、尋常ならざる暴行を受けたことを窺わせたが、死因自体は細菌感染による敗血症だった。近隣の住人や出入りの宅配便業者らの証言によると、この部屋には相沢姉妹以外に、小暮朝子(こぐれ・あさこ/43歳)と中嶋晃(なかじま・あきら/23歳)という計4人の男女が住み、彼らは朝となく夜となく過激かつ異常な淫乱行為に耽り明け暮れており、関わり合いをためらう爛れた雰囲気に満ちたものだったという。一体彼らの関係性とは? 何ゆえに若き女性の命が奪われなければならなかったのか? 今、謎に満ちた前代未聞の事件の真相が暴かれる――…!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-(1)~特集/欲望と快楽の奈落に堕ちて!!」の内容と重複しています。ご注意ください)