完結
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訪問看護師の林が新たに担当になったのは、上谷里子(かみや・さとこ/66歳)という元書道の先生という女性で、二度の脳梗塞を経てほぼ寝たきりの状態だった。痴呆はなく頭はしっかりしているが、それゆえにガンコで気難しく、元ヤンで26歳の若さの嫁・みちよのだらしなさとルーズさにいつも不満たらたら…ご近所中に悪口を言いふらすものだから、みちよの評判の悪さは知れ渡っていた。ところがそれは大きな誤解で、見た目とは裏腹に実は心根のやさしいみちよは、精一杯姑のお世話に努めていたのだが、プライドの高い里子が自分の障害を受け入れられないがゆえに嫁にきつく当たってしまうというのが本当のところだった。そしてそんなある日、その周囲からの誤解ゆえに、みちよは窮地に追い込まれてしまうのだった――…?(※本コンテンツは合冊版「愛と勇気!ハッピーエンドな女たちVol.2-(2)~特集/いま、愛の絆が深まるとき。」の内容と重複しています。ご注意ください。