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18XX年、ある国では人体に欠損のある人間を「欠落者」と定め、地下牢獄での生活と労働を強制させていた。
少女は声を失った。必要ないとすら思っていた。声は無遠慮に他人を傷付ける。
声を失い、自分の感情も、生きている意味すらわからなくなってしまった。
少女は地下で片腕を失った青年「ノア」と出会う。
ノアには幼い頃に亡くした親友に誓った「夢」があった。少女はノアの夢を知る。
ノアはこんな自由のない世界でもまだ夢を実現させることを諦めていなかったーーー。
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