【このレビューはネタバレを含みます】
続きを読む▼
他の方のレビューにもありますが、与えられたチートはステータスや過去未来が視える神眼なのに、数百キロの丸太を軽々と振り回し、街一つ分のゾンビを倒して、息切れすらしない主人公では、作品の方向性がよく分かりませんでした。
いきなり、全裸の美少女奴隷三姉妹を助けて「初めてですがご奉仕します」となる展開も、何だかなぁと感じました。
ステータスを盗み見たのがバレて殴られ、報復を決意する主人公ですが、能力や弱点を知られる事が死に直結する世界なのだから、本来、殺されなかった事を感謝するべきです。
最初の女神に見捨てられるシーンでも、主人公のスキルに丸太の才能とでも付けて「何よ、このゴミスキルは」とかが会話にあれば伏線になるし、敵役なら、もっと半端ない難癖(お前の女を奴隷に貰ってやろう、とか)にして置けば、かなり印象が違ったのではと思いました。