売上が半分になっても慌てない! 中小企業の資金繰り
「もう無理だ!」とあきらめるその前に!
ウィズコロナ、ポストコロナ時代を生き抜く、賢いお金の回し方。
・資金繰りの作成
・銀行交渉
・ビジネスモデルの見直し
新型コロナウイルスの影響で今後深刻な景気悪化が予想される中、
中小事業者の頭を悩ますのが資金繰り。
現在は様々な補助金や助成制度で何とか景気は持ちこたえているもののこれからの悪化に備え、
本書は中小事業所が知っておくべき資金繰りのポイントを紹介していきます。
内容は前版『会社の資金繰り 絶対やるべきこと、知っておくべきこと』をブラッシュアップし、
特に新型コロナ禍で窮する中小事業者に向けて、資金繰りの考え方、
対応のしかたをメインに、中小企業事業者がつかえる助成金などについても焦点を当てて解説します。
根幹をなすツールは「資金繰り表」です。
これは法令によって義務づけられているモノではなく、
各社各様に作成してよいものです。
それだけに、実際の資金繰り表作成している中小企業はほとんどありません。
会社の維持継続において最も重要な資金繰りにおいて、その現状を理解し、
予想して対策を立てるためのツールを持っていないのです。
本書を参考に、中小企業の経営者、経理・会計士責任者の皆さんは資金繰り表を作成し、
確かな資金繰りのためのツールを手に入れてもらえればと思います。
■目次
・第1章 中小企業は「現金>利益>売上」の順で重視する!
・第2章 資金繰り表をつくって使いこなす!
・第3章 資金リスクに強い会社をつくる!
・第4章 月次B/Sから資金繰りを読み解く
・第5章 資金繰り表を活用した対銀行交渉のポイント
・第6章 ウィズコロナ・ポストコロナの資金繰り
■著者 徳永貴則(トクナガタカノリ)
株式会社スペースワン代表取締役。1972年佐賀県出身。
明治大学政治経済学部を卒業し、大和銀行(現りそな銀行)に入行。
都内を中心に法人店舗にて主に法人融資先の新規開拓業務を行ってきた。
本店融資部での経験もあり、審査部門での経験も豊富にある。
2000社ほどの融資に携わった経験を活かし、株式会社スペースワンを立ち上げ独立。
企業の「資金繰りアドバイス」にフォーカスを当て、事業再生や経営改善のアドバイスを行っている。
中小企業のみならず、税理士をはじめとした士業をクライアントとし、
顧問先への助言、全国にて講演活動を行っている。
教科書的な経営指導、融資アドバイスではなく、経営者にわかりやすく実践的なアドバイスに定評がある
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)