笑うオカン戦士 溝渕カミ闘病2000日
「日記が面白い!」「勇気が出る」とmixiで評判を呼んだMBS毎日放送の名物ディレクターによる、
笑えて泣けるボジティブ闘病記。大阪・毎日放送のスタジオに200名を越える人が集まった。
それは、大阪の人気番組「ちちんぷいぷい」のディレクターだった1人の女性のお別れ会。溝渕佳美、享年38歳。
33歳のとき、血液のガン、悪性リンパ腫の告知。リスクを覚悟の上で、2回にわたる骨髄移植を受けた。
病気や子育てに対する夫との価値観の違いから、二度目の移植の直前に離婚。
5年の闘病の末、8歳の長女を残し、2010年秋、ひとり天国へと旅立った……。
困難にあってもユーモアを忘れず、前を向いて生きる。それが彼女の生きる姿勢でした。これはセザリー症候群という
難病と闘い、最後まで諦めずに強く生き抜いたひとりの女性が残した、
周囲の人への感謝と一人娘への愛にあふれたメッセージの記録です。
生きるために大切な力は何なのか? その答えが、ここにあります。