言葉屋
言葉を心をつなぐ橋に!小学5年生の詠子のおばあちゃんの仕事は、町の小さな雑貨屋さん。……と思いきや、おばあちゃんの本業は、「言葉を口にする勇気」と「言葉を口にしない勇気を提供するお店」言葉屋だった!ひょんなことから言葉屋の成り立ちと使命を知ることとなった詠子は、その夏、言珠職人の見習いとして、おばあちゃんの工房に入門する――。ネットやメールで傷つける言葉がたくさん発せられる今、言葉の大切さをうったえる物語です。子どもといっしょに選んだ、第5回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作。朝日小学生新聞7月~9月までの3か月間連載後に書籍化。