馬のす(コミックノベル)
「馬の尻尾の毛はな、決して抜いちゃいけねぇんだ……」抜いたが最後、それはそれは恐ろしいことが起こるそうでございます――。一膳飯屋で働く小太郎は、久しぶりの休暇に胸が高鳴り、「そうだ、青ギスを釣ろう!」磯釣りで休みを満喫しようと、釣り道具を取り出してみると、釣り糸はボロボロ……。釣り糸の代わりにしようと、たまたま通りかかった馬の尻尾を、ほんの出来心で3本抜いてしまうのだが!? 落語家・鈴々舎馬るこによる、釣り噺の一席、どうぞお楽しみください。【Reader Store 限定 描き下ろしイラスト付き】