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「堪らなく可愛い……お前は間違いなく女だ。次は“俺の”女になれイルマ」突然まだ疼きの消えない敏感な部分をバートの指が摘まむ。背骨に沿って痺れが駆け上がり、私は体を弓なりに反らしていた。だめ。さっきの刺激で一層敏感になっているのに……。ああ、でも……気持ちいい――
とある事情から女を捨てて、騎士として生きていたイルマ。そんな彼女に賭けを申し込んだのは、ちょっと俺様な王弟殿下。彼は言った。「俺が勝ったらお前は一日ドレス姿になれ」その日から始まった王弟殿下の求愛。ドレスを着てのエスコートに、愛のこもった贈り物、そして甘い触れ合い――。イルマは幼いころから秘めていた彼への想いを揺さぶられるものの、なかなか素直になれない。けれどそんな彼女の全てを受け入れる彼の蜜愛に、心も身体も蕩かされていき……。そんな二人の愛は、やがて国をも揺るがす陰謀に巻き込まれ、大きな危機を迎えることに!? 激しくも甘いヒストリカルロマンス!