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「ああ、なんて可愛いのだ。お前は全部わたしのものだぞ」愛情と劣情と保護欲と独占欲と、あふれんばかりの感情でルイを見つめる魔王。両手を頭上で固定されたルイは、ただ嬲られ、舐められ、愛でられるばかり。「あっ、やああんん」「ここを弄られるといいのか? そんなに腰を振って……」魔王にしつけられた体はたやすく快感に屈してしまう。
二十歳の誕生日に異世界に召喚されてしまったルイ。神様からハッピーな楽チンウハウハ生活を保証……されたハズが、超絶美形の魔界の王ジルに攫われてしまう。「対象外のちんくしゃ」とルイを呼ぶほど、傲慢で俺様なジルだったが……「人間の娘のくせに魔王たるわたしの心をかき乱すとは不敬な!」ドヤ顔で不器用な愛を告げるジルは、若干ずれ気味かつ暴走気味!? 魔力の譲渡を理由にルイに濃厚な口付けをするジルに、次第にルイの胸は高鳴って……。世界の危機が迫る中、過剰すぎる溺愛の《救国の魔王》とルイ。二人の恋の行方は!?
「わたしは非情なる魔界の王なのだから、こんな小娘になんぞ……ああ! 我慢できない!!」