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高校時代、ケンカに明け暮れていた圭祐(けいすけ)と夾(きょう)。いつも隣にはお互いがいた。それが“普通”だった。しかし、自分の中にくすぶる想いを自覚した圭祐は、高校卒業を境に夾と距離を置くようになる。月日は流れ、変わりのない日々をこなしていた圭はある日、怪我をした猫と一人の男を拾う。あの日背を向けた片割れ――夾だった。
あまりにも無防備に夾の姿は、圭祐が押し殺していた感情に熱を持たせるには十分で…。