完結
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ある日、場末のラブホテルのボーイの男が謎の死を遂げた。まるで見えない巨大な手で握りつぶされたかのように、全身を有り得ない格好にねじ曲げられ、内臓は破裂して…警察が調べを進めると、一人の女の存在が浮上してきた。田崎志帆といい、有名な田崎財閥のお嬢様だったが、大学助教授だった夫の数彦が教授選に敗れてから夫婦そろって姿を消しているという。実はこの事件の裏には、精神に異常をきたした挙句、異常愛欲に目覚めた末に信じられない姿に変わり果てた数彦と、それを利用しようとする志帆の世にも歪み切った夫婦の関係が隠されていたのだった―――! ※本コンテンツは合冊版「異常愛欲にとらわれた女たち(2)~椅子になった女 」の内容と重複しています。ご注意ください。