完結
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1993年12月14日、朝。東京都日野市下ヶ原団地の会社員・山下悟宅で激しい火災が発生、居間にいた6歳の長女が両腕を焼失し、頭蓋骨は高熱で割れ大脳が露出した状態で、そして寝室にいた1歳の長男は両腕と膝から下が焼失した状態で、それぞれ遺体となって発見された。この世にもむごたらしい火事は、一人の女の放火によるものだった。女の名は西本由香里(当時27歳)、山下悟と不倫関係にあった職場の部下だった。なぜに彼女は、何の罪もない二人の幼い命を紅蓮の炎をもって奪うに至ったのか? その狂おしいまでの愛憎と悲しみに満ちた事件の全貌が今明らかに――!!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.1-(4)~特集/神をも恐れぬ鬼畜女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)