完結
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1975年5月、アメリカ。アラバマ州アニストンの町で、フランク・ヒリー(45歳)という一人の男性が急死した。突然激しい嘔吐に襲われ入院、5日間苦しみ抜いた果てに亡くなるという悲惨な最期だった。彼のなきがらの脇で嘆き悲しむ美しき妻、マリー・ヒリー(42歳)だったが、何を隠そう夫を死に追いやった真の犯人はこの妻だったのだ。そして彼女の悪魔の所業はまだ始まったばかりだった。このあと、マリーは毒薬・ヒ素を用いて実の母親、娘と次々に手にかけてゆく…その犯行の裏には、尽きることのない女のエゴと欲望の炎が激しく燃え盛っていた――! 殺人・変身・逃亡の果てに悲惨な末路を歩み”アメリカの福田和子”の異名をとる稀代の女犯罪者の人生をスケール感たっぷりに描く、青い目の事件秘録!!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.1-(4)~特集/神をも恐れぬ鬼畜女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)