完結
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神に祈ったところで救われない。だからそんな綺麗で優しいものではなく自分を飲み込みそうになるほどの負の感情を肯定してくれる強い存在“悪魔”に魅入られていた三國。心のどこかではそれがただの気休めであることを理解しつつもルーチンワークと化した悪魔召喚の儀を行っているときだけは、孤独を感じない時間であった。ある日、ストレス発散も兼ねて悪魔召喚を行なっていると、大きな雷の音とともに黒い服を身に纏った長身の強面イケメンが姿を現した。この風貌、まさしく悪魔…!と大興奮する三國をよそに、悪魔(仮)は三國の自宅に転がり込み衣食住の提供では飽き足らずセックスを要求してきて…!?