完結
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【27歳・主婦の体験】鳥居美奈子がようやく授かったお腹の子を流産し、その悲しみとショックのあまり睡眠薬を過剰摂取、間一髪死を免れたとき、夫が話してくれたのは、昔つきあったある一人の女性のことだった。彼女は「メグ」と呼ばれ、夫と深く愛し合っていた。ところがある時期から様子がおかしくなり、夫への執着具合・独占欲が常軌を逸したものになるばかりか、しまいにはいくつもの人間に成り変わってしまう多重人格の症状を呈するようになったのだ。そして夫は知ることになる…メグは幼い頃から実父から性的虐待を受け続け、精神を病みきってしまっていたのだ。そして、そんな彼女の悲惨すぎる人生を聞くうちに、美奈子の中にはもう一度人生をがんばってみようという前向きな感情が湧き起こっていくのだった…。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-(1)~特集/こんな主婦友はイヤだ!!」の内容と重複しています。ご注意ください)