完結
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【39歳・専業主婦の体験】加藤法子(かとう・のりこ/仮名)は10歳の息子を持つ専業主婦だったが、子育てもひと段落したということで、11年ぶりに働きに出ることにした。新しく勤めた職場ではAグループという班に配属され、そこの布川(ふかわ)という女性リーダーは美人で感じもよく、ホッとする法子。しかし、彼女が自分に向けて一瞬垣間見せた冷淡な視線に何やら胸騒ぎを覚えてしまう。すると果たして、その悪い予感は当たっていた。とある作業でミスをしてしまった法子は上司に厳しく注意されるのだが、そのとき何を聞いても満足に仕事の説明をしてくれなかった布川が、「加藤さんにはちゃんと教えたのですが…」と真逆のことを言い、責任を完全に法子に押し付けてきたのだ。一体なぜそんなウソを…!? 驚き、いぶかる法子だったが、その後も同じような仕打ちが続き、法子はすっかり疲弊してしまう。――…実は、法子はすっかり忘れてしまっていたが、12年前も二人は同じ職場に在籍し、そのとき法子から受けた仕打ちに恨みを抱いていた布川が、いま密かにその復讐を果たそうとしていたのだった!(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.2-(3)~特集/私が本気で殺したいと思った奴」の内容と重複しています。ご注意ください)