完結
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岩村里央(いわむら・りお)はごく普通の主婦だったが、若干内向的で自分の思いを相手に正直に言えないところがあった。それゆえか、病弱な娘・千穂(ちほ)の世話や気の強い姑の介護における苦労やストレスを密かに抱え込み、いつしかそれを隠れて酒を飲むことで解消するようになっていく。そんな中、姑が心不全で亡くなり、これで日々の負担も少しは軽減され酒量も減るもの…と思いきや、この頃には里央のアルコールへの依存度は深刻なものとなってしまっていた。お正月を夫の実家で過ごすのだが、親戚連中の酒宴の世話に忙しく立ち働くうちにどうにも酒が欲しくてたまらなくなり、こっそり日本酒の一升瓶をラッパ飲みし、その現場を夫に目撃されてしまうのだった――…!(※本コンテンツは合冊版「私の人生を変えた女の難病Vol.6~特集/人には言えないイヤな病気」の内容と重複しています。ご注意ください)