完結
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オリンピックでの活躍を期待されたトランポリン選手・高坂翔太朗。しかし、怪我が原因で伸び悩み、年月だけが過ぎ…気付けば35歳を迎えていた。トランポリンを続けたい気持ちとは裏腹に、所属する実業団からも必要とされなくなってしまった自分。それならいっそ、これまで苦労をかけた妻・寂しい思いをさせてきた息子のために引退して家族のために生きるほうがいいのだろうか…。「トランポリン」と「家族」どちらも大切だからこそ選べない…悩める男が出会ったのは「エアリアル」というスキー競技で―…。