完結
この商品は購入もできます。
幼なじみの男の子・文月葉が行方不明になったのは2年前、中学2年生の秋の事だった。学校帰りに塾に出かけたまま帰ってこなかった葉……。女子高生の未夏は、未だに葉の事を忘れられないでいる。この頃、学校の行き帰り途中に葉にそっくりな男の子を見かけるようになった。あれは間違いない、葉だ! しかし妙なのは、彼の顔も、髪型も、身長も中学2年の頃のままだという事。成長期の男子が2年間も全く風貌が変わらない等という事があるだろうか……? 独自の調査を進める内に、未夏は衝撃の事実へと辿り着く! SF、スポーツ、宇宙など様々なテーマを描いた世にも不思議な短編集。