完結
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【44歳・パートの体験】「私がこの世で最も恐れ憎み、死んでほしい人間…それは実の兄なのです」香(かおり)には9才上の兄・武士(たけし)がいたが、この武士がどうしようもないサイテー人間だった。元々粗暴な存在だったのが、十代で結婚し二人の子供をもうけて家を出たもののすぐに破綻。子供は元妻に引き取られ、25歳のときにバツイチの身でひとり実家に戻ってくると、以前に輪をかけて暴力三昧の自己中カネ食い虫男になり下がる始末。父親はすでに亡くなっていたため、遺された母と香と妹はその制御不能の恐怖にただただ怯え、耐え忍ぶしかなかった。そしてそんな心労と苦痛まみれの日々ゆえか、香は重度の自律神経失調症を、母は癌を患ってしまうのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.4-(3)~特集/死んでほしい身内たち」の内容と重複しています。ご注意ください)