完結
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タイトルにある「食源病」とは文字通り、日々の食事が原因の病気です。「国産食品は安全だから、健康を考えて国産を選んでいる」という人は多いのではないでしょうか。しかし実は国産食品も含めた日本の食環境が全く安全とはいえない状況にあることを描いているのが本書です。例えば農産物の残留農薬基準はいまや、世界最悪です。国内に流通している農産物の残留農薬は海外の基準を満たせず、輸出できないレベルなのです。具体的には世界的に禁止もしくは大幅に規制されているグリホサートやネオニコチノイド系農薬の残留基準は年々緩和され、いまや世界最悪水準です。また例えば、育児には必須の粉ミルク、国産品で遺伝子組み換えの原料が含まれていないものはありません。日本で安全な粉ミルクを入手しようと思うと海外から取り寄せるほか手段はないのです。これらの状況は、大人の生活習慣病だけでなく、子どもに増えているアトピー、アレルギーの原因とも言われています。本書は日本の最悪な食事情を描いた「日本人だけが知らない汚染食品」に続いて最新の日本の食品事情を伝えつつ、では何を選んで食べたらよいのかという読者の疑問にお答えします。またトクホ商品、カロリーゼロ商品、機能性食品など身体によいと謳う商品が非常に多い昨今、健康のためにこれらの商品を選んでいる人は多いでしょう。しかしこうした食品のウソを指摘しつつ、本当に良い商品の選び方、お金をかけずに安全でおいしい食事をするための方法など、「汚染食品から身を守る方法」をお伝えする1冊です。(※本コンテンツは合本版「まんがで簡単にわかる!毎日の食事に殺される食源病~医者が教える汚染食品から身を守る方法~」の内容と重複しています。ご注意ください)