完結
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それは、長沢久美(ながさわ・くみ)が中学3年のときに始まった。見知らぬ男から電話がかかってくると、彼女個人を特定したうえで「いくらでヤラセてくれるんだい?」と売春行為を促してきたのだ。最初はほんの些細なイタズラ電話かと思ったのだが、なんとその後も同じような電話は久美が高校生になるまで、不特定多数の男たちから頻繁にかかってきたのだった。そして高校卒業後、久美が就職したあとそれは『無言電話』という形に姿を変えた。しかもほぼ毎日、彼女が仕事から帰ってきて3分後きっかりにかかってくるのだ。「私、誰かに見張られてるの!?」ますます不安と恐怖に苛まれる久美だったが、その後このストーカー行為はさらに凶悪さを増して彼女に襲いかかってくるようになるのだった。果たして、こうして16年間に渡って彼女をストーキングし続けた、恐るべき犯人の正体とは!?(※本コンテンツは合冊版「スキャンダルまみれな女たちVol.26~特集/女の怖い欲望」の内容と重複しています。ご注意ください)