完結
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子供の頃に聴いたピアノの音色。キラキラがいっぱいの「キラキラ星」を奏でる壱歌は、百葉の王子様になった。この物語は高校生になった二人が運命の再会を果たすことから始まる。
壱歌の指は鍵盤を叩くように百葉のカラダを滑らかにすべりだす。ピアニッシモの甘い調べとフォルテのリズムから漏れだす喘ぎが旋律となって響きわたる。ああ…キラキラ星の王子様!もう一回…もう一回弾いて──!