完結
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「全てに疲れた…」
仕事も結婚生活にも疲れ切ってしまった木広直は全てを捨てて実家の営む銭湯へ帰ってきた。
銭湯前には見知らぬ男が一人と鉢合わせてしまう。
彼は高野瞬。実家で居候をしている大学生だった。
久しぶりに帰省した直にとても喜ぶ両親を見て、自分が離婚や退職して帰ってきたことを言えなくなってしまう。
しばらく宿泊する旨を伝えた直だが、その日に風呂で一緒になった瞬には何故か本当のことを伝えてしまう…
そんな直に瞬は温かくアドバイスを送るが…?