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吉岡友治

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  • 文章が面白いほど上手に書ける本 ―――自分の気持ちを素直に表せばいい・・・ではない。 (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)

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    文章が面白いほど上手に書ける本 ―――自分の気持ちを素直に表せばいい・・・ではない。 (ビジネスベーシック「超解」シリーズ) 

    すっきり書いて『なるほど!』と思わせる

    ★要点を絞る + わかりやすい表現 + 困難を切り拓く

    ・言いたいことだけを伝える
    ・文と文とをきちんとつなぐ
    ・文章にメリハリをつける
    ・意味のまとまりをよりはっきり
    ・相手のニーズを見逃して書く

    自分の気持ちを素直に表せばいい・・・ではない。
    見違えるように変わっていくポイント36
    きちんと伝われば楽しい!

    ■5つの基本
    レベル1 はっきりと明確に書く
    レベル2 文のつなぎ方を決める
    レベル3 言いたいことに根拠をつける
    レベル4 相手の期待に合わせて書く
    レベル5 相手と対話、協働する

    ビジネスでも! 日常でも! 原理は同じ!


    ■自分の気持ちを素直に表すことはいいことか?
    この本では、自分の考えを人に明確に伝えるための技術を伝授します。
    現代では働き方や生活の仕方が多様化したため、
    自分の思いや考えは、そのまま相手に伝わりません。

    「こんなに私は一生懸命なのに」「こんなに頑張っているのに」と思っても、
    その気持ちはまったく伝わらないのです。

    よく「自分の気持ちを素直に表したのが、良い文章だ」と言われますが、
    「自分の気持ち」は、はじめから相手に伝えられる形に
    整理されているわけではありません。

    いろいろな感じが整理されないままに、
    何となくわだかまっているのが「気持ち」の実情ではないでしょうか?
    そのまま分かってもらおうとすれば、ただの愚痴になる。
    相手は、面倒だなと思うだけ。

    あなたの「思い」に直接興味を持つ人は少ない。
    むしろ、相手が興味を持てそうな点にしぼって、
    すっきりとわかりやすく伝える必要があります。
    そうすれば、相手も協力して、今の困難を切り拓く見通しを提供できるでしょう。
    (※はじめから)


    文章は、けっして「気持ちを素直に表した」ものではありません。
    それでは誰も興味を持ちません。

    「気持ちを表している」ように見せるためには
    それなりの工夫や気遣いが必要なのだし、その工夫や気遣いを通じて、
    「ああ、私はこんなことを感じていたのか! 」と
    自分の気持ちに気づくものです。
    さあ、やってみましょう!


    ■目次

    第1章 文を書く基本の基本
    1 文とは「誰かが何かをする」
    2 修飾は簡潔にする

    第2章 文を整理する

    第3章 文を上手に見える

    第4章 段落をすっきりさせる

    第5章 「なるほど! 」と思わせる
    9 問題と根拠はしっかりと
    10 相手の気持ちを予想して書く

    ■著者 吉岡友治