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川島千夜

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  • 出会うヒト<異>

    公開中!

    出会うヒト<異> 

    作家:川島千夜

    雑誌・レーベル:MTホラー文庫

    ジャンル:一般小説 / 小説・実用書 / ホラー / 小説

    投稿数0件
    ゼミの旅行で訪れた「ペンション・トワ・エ・モア」
    スキー旅行だとはしゃぐ友人と、いつもどおり控えめな先輩。
    オーナー夫婦は誠実そうで、高校生の娘さんが馴れ馴れしいことを覗けば、ボクはこの旅に満足して帰ることができた……はずだった。

    深夜、ボクは不自然な物音に目を覚ます。それはまるで吹雪の中、雪を掘り続けるかのような……。--(掘る音)

    誰もいないペンションでボクらは料理をすることにした。キッチンの中で見た出来事は、幻か現実か。ボクたちは吹雪の中に閉じ込められた。--(キッチンの怪異)

    雪のちらつく山道で、ボクらは「何か」に追われていく。繰り返し繰り返し抜いていくアレはて……。--(抜いていく車)

    教授から聞かされたことの顛末。ボクと先輩は互いを求め、全てを忘れようとしたが……。--(憑いてきたモノ)

    BL×ホラーのシリーズ3作目。
    今回はペンションに焦点を当てたロングストーリー。
    結ばれる二人。背徳の感情と浸透する恐怖。

    --先輩がボクを受け入れてくれたように、ボクもこの恐怖を受け入れよう。だってボクはもう……。
  • 出会うヒト<明>

    公開中!

    出会うヒト<明> 

    作家:川島千夜

    雑誌・レーベル:MTホラー文庫

    ジャンル:一般小説 / 小説・実用書 / ホラー / 小説

    投稿数0件
    先輩と時を過ごすようになって半年。母が末期がんであることを知らされる。
    心配し、ボクの面倒を見てくれる先輩。そんな先輩とボクの前に怪異は次々と現れる。

    母を見舞う病院で、ボクら奇怪なものを目にする。それは、病室から頭を出し入れする奇妙な男--(出入りする男)

    母の着替えを取りに戻った我が家には、あるものが繁殖していた--(シデムシ)

    一人暮らしを始めるボク。安さに引かれて墓地の前の古いアパートを借りるも、その晩から奇妙な出来事が--(墓地の前の家)

    試験に終われ、深夜の自販機にコーヒーを買いに行っただけのボク。だが、ボクが迷い込んだのは……--(真夜中の自販機)

    BL×ホラーの怪談耳袋の2作目『明』。
    進む恐怖。決まる覚悟。

    --ボクは先輩の目を見つめて言いました。
    「キスとはこういうものです」--
  • 出会うヒト<幽>

    公開中!

    出会うヒト<幽> 

    作家:川島千夜

    ジャンル:一般小説 / 小説・実用書 / ホラー / 小説

    (5.0/5.0)投稿数1件
    「先輩に出会ってから、不可解な現象が起こるように……」
    大学に入って暇なサークルで出会った『先輩』彼と共に遊びに行くたびに、「ボク」は今だかつてない心霊現象に見舞われる。

    地元で有名な幽霊トンネル。幼い頃にそこを通ったことがあるという先輩と共に訪れたボクは、矢継ぎ早に恐怖に襲われて――(あるはずのないトンネル)

    先輩の親戚の別荘へ泊まりに行ったボクは、そこでありえないモノを見てしまう――(猫の家)

    夏祭り。先輩と暗がりで休んでいたボクは、奇妙なお面を被った人達に囲まれて――(夏祭りのお面)

    先輩の付き添いで広大な霊園に入ったボク。行けども行けども目的の場所へはつかず、やがて日が暮れ――(迷い参り)


    オムニバス形式で進んでいく「先輩とボク」の百物語。
    ゆっくりと進んでいく「ボクと先輩」の恋事情。
    BL×ホラーの怪談耳袋の1作目『幽』。

    ――ボクは思いました。「一番怖いのは、それでも先輩の側に居たいと思ってしまうボクの気持ちです」――