財政破綻に備える 今なすべきこと
1000兆円を超える財政赤字、すでに1945年の敗戦時を上回っている日銀のバランスシートに占める国債の割合、
そして円安による輸入物価の上昇……。
財政破綻や円暴落のリスクは、もはや回避不可能ではないかと思われるぐらい高まっている。
万一現実化した場合に、その被害者となり苦しみを味わうのは国民だ。
安倍総理は責任を取って首相を辞めるだけで、被害は補償してくれない。
本書はアベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、
危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、
物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱する。