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あなたの“本気”を応援する、新感覚のビジネス入門シリーズ「マジビジ」に、
より実用的で、より易しく読める新ブランド[S(エス)]が登場しました。
第1弾は、意外と誰も教えてくれない「営業の基本」です。
◆
「営業なんて、先輩に教わりながら見よう見まねでやれば、なんとかなる」
そんなふうに思っている人もいるかもしれません。
実際、新人営業マンが見よう見まね、無我夢中で仕事をしているうちに、
気がつくと立派な成績をあげている……そんなこともよくあります。
新人がこうして結果を出すのには、理由があります。
まず、「下手な鉄砲も数うちゃあたる」。
慣れない新人のうちは営業してもすぐ断られるため、
結果的に1日の訪問件数が増え、「待ってました!」という
お客様に出会う確率が高くなるのです。
次に、「若いうちは親しまれやすい」。
お客様にしてみれば百戦錬磨の営業マンの圧迫感よりも、
気軽に断わることができ、要望も苦情も言いやすい新人相手のほうが
気楽だったりします。だから注文をもらいやすいというわけ。
「お客様のグーグル化」も理由のひとつです。
今のお客様は、商品内容や価格、他社との比較といった情報を、
営業トークを聞く前にwebなどから入手しています。
買う気のあるお客様は、営業マンの力量とは無関係のところで
購買を検討しているため、まだスキルのない新人にもチャンスが増えているのです。
これらは営業スキルとは関係のない、まさにビギナーズラックばかり。
しかしそこで「自分はイケてる営業マンだ!」と思い込み、
スキルやノウハウを学ぶ努力をしなくなる若手営業マンは、意外と多いのです。
マジで「営業の基本」を見直すなら、今しかありません。
◆
本書では、
まず1章(MISSION1)では、会社では意外と教わらない
AIDMAなどの基本的な理論や営業成績のとらえ方を解説します。
そして2章(MISSION2)以降で、
営業ツールの使い方、訪問営業時のマナーやNGポイントなど、
実際に営業マンが必ず直面する問題について、
チェックシートを交えながら紹介していきます。
4~5章(MISSION4~5)では、
セールストークの組み立て方や新規開拓の方法にも触れます。
これらは、起業したばかりの経営者やフリーランスの方にも
役立つことでしょう。
ビギナーズラックや商品の魅力だけで押し切る営業スタイルから卒業し、
しっかり準備をして、しっかり数字を出せる営業マンになるために……
カバンに必ず入れておきたい一冊です。
(本書は2008/05/02に小社より刊行された書籍を電子化したものです)