完結
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溺愛する医者の息子・震(しん)が追求する、医療を巡って、自分自身の身体を提供し、人体実験も辞さない姑vs嫁の超絶バトル。
舞台は江戸末期1700年代の紀州平山(現在の和歌山県)。すでに名医として名の高かった華岡青洲(はなおかせいしゅう)であったが、彼には研究に関して悩みがあった。
それは、世界で初となる麻酔に関してだった。これが人体に応用出来たら、どれだけ多くの人間をガンから救えることか――
彼の一途な思いは、嫁と姑を巻き込んだ命をも賭けた壮絶な戦いに繋がっていく。