それでも、人を愛しなさい~生き方、働き方を教えてくれる26の言葉~
私は若いときから、自分を支えてくれた言葉や、
励ましてくれた言葉と出会ったときに、
その言葉を手帳やノートに書き写すようにしていました。
そして、折に触れて読み返すことで、いつも心に留めておいたのです。
本書ではそうした先人たちの名言の中でも、私が深く印象に残り、
自分の人格形成に影響を与えたものを選びました。
彼らの言葉は、未来の自分が何を心のよりどころとして、
どこに向かって、どう歩いて行けばいいのか、その方向を私たちに示してくれます。
自分への戒めや励ましにしている言葉のことを「座右の銘」と呼びますが、人はこうした「生きるうえでの指針」を心にもつだけで不安や迷いを振り払い、強く生きていけるのです。
本書を読んだ皆さんが、人生の指針となり、生きるうえでの励ましとなる言葉を一つでも見つけてくださることを心より願っています。
■目次
第1章 自分自身と向き合う
第2章 相手を否定せず、ときに受け入れよ
第3章 苦難のときこそ、常に前を向く
第4章 何者にも惑わされない本物の志をもて
第5章 それでも、人を愛しなさい
■著者 佐々木常夫(ささき・つねお)