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ゼミの旅行で訪れた「ペンション・トワ・エ・モア」
スキー旅行だとはしゃぐ友人と、いつもどおり控えめな先輩。
オーナー夫婦は誠実そうで、高校生の娘さんが馴れ馴れしいことを覗けば、ボクはこの旅に満足して帰ることができた……はずだった。
深夜、ボクは不自然な物音に目を覚ます。それはまるで吹雪の中、雪を掘り続けるかのような……。--(掘る音)
誰もいないペンションでボクらは料理をすることにした。キッチンの中で見た出来事は、幻か現実か。ボクたちは吹雪の中に閉じ込められた。--(キッチンの怪異)
雪のちらつく山道で、ボクらは「何か」に追われていく。繰り返し繰り返し抜いていくアレはて……。--(抜いていく車)
教授から聞かされたことの顛末。ボクと先輩は互いを求め、全てを忘れようとしたが……。--(憑いてきたモノ)
BL×ホラーのシリーズ3作目。
今回はペンションに焦点を当てたロングストーリー。
結ばれる二人。背徳の感情と浸透する恐怖。
--先輩がボクを受け入れてくれたように、ボクもこの恐怖を受け入れよう。だってボクはもう……。