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継実の勤める『フラワード』は普通の花屋ではない。花に「言霊」を込めて、その場の空気やひとの気持ちや、それこそ運命にもちょっぴり影響を与えることができる不思議なチカラを売りにしている。
店主たま子と共に、結婚式の祝い花に事業を拡大したところ、売れっ子ウエディングプランナーの木枯偲から「今後、私が引き受けた案件のお花は、ぜんぶおふたりのお店に発注します!」と専属契約を受ける。
ところが、皮肉屋でもある偲が依頼する案件は、一筋縄ではいかないものばかり。
「前世で結婚の約束をした、少女と老紳士の結婚式」
「13回目の結婚をしたいが、相手が決まっていないという女性の結婚式」
「俺は俺と結婚したい、というナルシストの結婚式」
果たして継実は、結婚式を幸せなものに導くことができるのか。
そして、たま子と継実、そして偲の関係は・・・!?
百舌涼一
花言霊屋シリーズ、最新刊!