完結
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小学校で教師をしている多田恭子は、2ヶ月前、息子・夕貴を乳幼児突然死症候群によって亡くしてしまった。しかし、夫の励ましもあって悲しみのどん底から立ち直り、教職にも復帰して平穏を取り戻したかに見えた。しかし、最愛の息子を突然失った心の傷は想像以上に深かった。恭子は再び心の均衡を崩していき、ぬいぐるみの声が聞こえると言ったり、夕貴がさも生きているかのような言動をとるようになっていくのだった。果たして、息子の死を乗り越えて彼女が前向きに生きられる日はやってくるのだろうか?(※本コンテンツは、合冊版「私の人生を変えた女の難病Vol.2」の内容と重複しています。ご注意ください)