完結
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保育士として働く由貴(ゆき)は今年で35歳。二人姉妹の長女として生まれたため、当初は親から婿養子をとって家を継ぐことを望まれたが、妹が先に結婚してしまったあとは一転――…早く嫁に出したい親の思惑で、次々とお見合いをさせられ続ける日々だった。「あ~あ、私ほんとはゆっくりと美味しいコーヒーを飲みながら、大好きな本を読んでいられる生活が理想なんだけどなあ…」と、深くため息をつく由貴。そんなときだった、新入園児の父親の感じのよさに言いようのないときめきを覚えたのは……こ、これは、恋の予感?(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.20~特集/究極の決断!」の内容と重複しています。ご注意ください)