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西原弘

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  • 9割の社長が勘違いしている資金調達の話――だからお金に困る!

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    9割の社長が勘違いしている資金調達の話――だからお金に困る! 

    現金の増やし方をプロが伝授!
    ・数字より熱意が大事?
    ・自己資金ゼロは打つ手なし?
    ・クラウドファンディングは難しい?

    9割の社長が勘違いしている資金調達の話
    だからお金に困る!

    ●誰にでも「勘違い」はあるものです

    インターネットで検索すれば、どれだけでも情報が出てくるのですから、
    根拠のない情報をそのまま信じ込んでしまい、誰からも誤りを指摘されず、
    現在に至るなんてこと、けっしてめずらしくありません。

    ですが、その道のプロからすれば、
    いち早く真実に気づいてほしいときがあります。
    なぜなら、その勘違いがときにハンドル操作を誤らせ、
    その人の未来を台無しにしてしまこともあるからです。

    その勘違いしてほしくないテーマというのが、
    本書の『資金調達』です。

    実際、この本を手にされている方の中で、
    資金調達をするためにあたって次のように考えたことはありませんか?

    ・銀行の融資してもらうなら数字以上に、経営者の熱意がなきゃダメだ

    ・自己資金ゼロの状態で資金調達なんて成功するわけがない

    ・クラウドファンディングは知名度がないとできないし、うちの規模じゃ無理だ

    いかがでしょう?
    経営者仲間から話を聞いたり、インターネットで情報収集していくうちに、
    おのずとこのような考えになっていませんか?
    忙しく仕事をしながら、その合間を縫って集めた情報です。
    ご自身の人脈や経験を踏まえてたどりついた「事実」なのですから、
    誰だってこれが疑いようのないものだと思うでしょう。

    ●ですが、そうした『事実』には、多分に誤解が含まれている可能性が高いです。

    本書では、創業したばかりの方から、
    経営者としてベテランの方まで幅広い方々に活用してもらえるよう、
    次のような構成になっています。

    第1章では「お金に困ってしまう経営者の共通点」「資金調達の選択肢」といった基本を解説。
    第2章では「資金調達を成功させるうえで経営者が考える4つのステージ」について、
    第3章では「借入時に注意すべきポイント」、
    第4章では「返済義務のない『補助金』『助成金』の仕組み」を解説。
    第5章では「実例から学べる資金調達の方法」を、
    そして第6章では「税理士や社労士などのプロに頼ったときのメリット」を紹介。

    本書によって、
    会社のキャッシュフローが安定し、継続的に成長していくきっかけになれば、とてもうれしく思います。
    自社の経営に必要な資金を調達し、よりよい経営を実践されることを心よりお祈り申し上げます。
  • 緊急事態回避!!資金繰りがよくなる経営計画の作り方

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    緊急事態回避!!資金繰りがよくなる経営計画の作り方 

    2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大によって
    国内外の経済が深刻なダメージを受けました。
    こうしたことから、より緩やかな審査基準で
    企業の資金調達を支援する新制度が次々と打ち出されました。
    それらをうまく活用すれば、資金調達の幅が広がり、倒産のリスクを軽減できるでしょう。

    しかし、首尾よく資金を確保できても、思うように売上が改善せず、
    利益も増えないとなれば、再び月々の支払いや返済に追われることになります。
    計画通りに返済できなければ、出資者は厳しい対応を取らざるを得ないため、
    以降の資金調達に悪影響を及ぼします。
    逆に、借りたお金で利益を増やし、順調に返済を完了できれば、
    その後の資金調達がスムーズになり、経営が安定します。

    つまり、今やるべきことは「堅実な経営計画のもとに資金を調達し、
    適切な運用によって利益を増やし、会社にお金を残す」ことです。
    制度を活用してどんどん会社のお金を増やし、
    その資金を計画的かつ効果的に事業に投じて会社を成長させながら、しっかりと返済していく。
    そうして、将来にわたって資金調達に困らない基盤を構築していく。

    今、その絶好のチャンスなのです。
    これまで「会社の資金を増やす方法」を伝える本は、数多く出版されてきました。
    一方で「資金調達後、返済をスムーズに行う方法」を伝える本は、
    あまり目にしたことがありません。
    そのため、本書では、次の内容を伝えるべく構成しました。

    ・「潰れない会社」とは、どのような会社か?
    ・コロナ禍における新しい資金調達方法は?
    ・経営数字から「会社の現状」を把握するためには?
    ・「実効性ある経営計画」は、どのように作るのか?
    ・キャッシュフローを改善するポイントは?
    ・どのような専門家に相談するべきか?

    皆さまの会社が、計画通りの売上と利益を出せるようになり、キャッシュフローが改善して、
    資金繰りの悩みから解放されることを、心から祈っています。


    ■目次

    ●第1章 あなたのビジネスは必ず成功する
    ・1 なぜ潰れる会社と潰れない会社に分かれるのか
    ・2 変化に対応できる企業文化をつくる
    ・3 従業員目線からの経営計画づくりが大切

    ●第2章 経営計画の作り方・活かし方
    ・1 中期経営計画の全体像を理解する
    ・2 中期経営計画を立てる目的・メリット
    ・3 中期経営計画の作り方
    ・4 中期経営計画を現場に落とし込むマネジメント法
    ・5 経営計画を作成する

    ●第3章 経営計画作成前に現状把握をしよう
    ・1 決算書で会社の体力を知ろう
    ・2 「収益性」「資金性」を把握する
    ・3 「安全性」「安定性」「生産性」を把握する

    ●第4章 お金の回し方
    ・1 会社の会計数字を理解しよう
    ・2 お金が残る改善をし続けよう

    ●第5章 なぜ右肩上がりの会社ほど、専門家に頼るのか?
    ・1 経営者の仕事は、「書類作り」ではない
    ・2 専門家の横の繋がりを活用する
    ・3 得意分野に精通していれば心強い味方になる

    ■著者 広瀬元義
        中小企業を応援する士業の会