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人は出会って2、3秒で無意識のうちに相手の印象を決めてしまう。
こんな恐ろしいデータが物語るように、面接や職場や人間関係、恋愛まで
第一印象の好感度で人生が左右されるといっても過言ではありません。
その「好感度」が残酷なほどすべてを決めるのが、マスコミ、とりわけアナウンサーの世界。
80歳のおばあちゃまから5歳のお子様まで、老若男女に好かれなければ仕事にならないのが現実です。
例えば、とびきりの美人だから、人気アナウンサーになれるとはかぎりません。
お茶の間の好感度がすべてのため、美しすぎることは時として諸刃の剣に。
むしろ美しいがゆえに高飛車なイメージが強く、仕事を干されるアナウンサーもいれば、
美人ではなくても引っぱりだこのアナウンサーもいます。
それはひとえに、好感度の差なのです。
この本では、アナウンサーが失敗を繰り返しながら体得してきた
「初対面で好感を持ってもらうため」の技術を“テクニック”として紹介します。
「足は時計の12時と10時にそろえて立つ」「ヒールは5センチまで」
「プロのスピーチ術“マリョク”を使う」「プロのスピーチ術“3つの輪”で話す」
「断るときは肯定サンドイッチで」「5秒でメニューを決める」等々、
66のルールを現役アナウンサーが初公開。
瞬時に相手に好感を持ってもらうためには、ある程度の技術やテクニックは必要です。
商談や面接など人生を左右する重要な場面で、
人間関係や恋愛などプライベートなシーンで、ぜひ活用してください。
※本書は2013年5月に刊行された「1週間で知的で品があって親しみやすい美人に見せる方法」の旧版となります。