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「どんぶり勘定」でやりくりをしていけば自然にお金が残る。
冗談で言っているわけではありません。
理由は明確です。
本書では過去のお金の流れを見ていません。
大切なのは未来です。
決算書の読み方などを勉強したい方は、
本書ではなく別の本を手に取ってください。
★「どんぶり勘定」は未来をやりくりする、これからのお話です。
税理士さんの話にピンときていない社長さんが多くいらっしゃるのは、
税理士さんは過去の数字のプロであり、これからのお金のプロではないからです。
税理士さんは、決算書を作って税金を計算する過去の数字を取り扱うプロです。
では、会社の未来のお金をやりくりすることについては、
誰に相談すればいいのでしょうか。
相談できる相手がいないなら自分でやるしかありません。
でも、安心してください。そのために本書があります。
まずは通帳を用意して、本書で紹介しているシンプルなどんぶり勘定式の
「やりくり」をそのまま真似してみてください。
そうすればこれから先、お金をどう回していけばいいかが自然にわかるようになります。
★意識が変わって行動も変わって結果も変わってきます
本書を通じて、1人でも多くの社長さんが、
自然と会社にお金を残せるようになることを切に願っています。
■目次
●第1章 お金のやりくりは「どんぶり勘定」でいいんです!
・お金のやりくりに決算書は必要ありません
・キャッシュ・フロー計算書もいらない
・「やりくり表」を使いましょう
・半年後、1年後のお金の動きがわかる
・「どんぶり勘定」だからお金が残る
コラム 決算書の正しい使い方
●第2章 これが超シンプルな「やりくり表」
●第3章 たった4ステップ!「やりくり表」はこう作る
●第4章 「やりくり表」はこうやって使う
●第5章 実例「どんぶり勘定」でこんなに変わった!
・製造業、年商1億円、50代男性
・商社、年商10億円、50代男性
・薬局、年商2億円、40代男性
・運送業、年商2億円、60代女性
・コンサルタント業、年商1500万円、40代男性
・建設業、年商3億円、30代男性
・写真業、年商1億円、40代女性
・建設業、年商5億円、30代男性
■著者 神田智宣